ART STANDARD. -4ページ目

エターナル・サンシャイン

http://eternalsunshine.gaga.ne.jp/


2004年/アメリカ/監督 ミシェル・ゴンドリー/脚本 チャーリー・カウフマン

/出演:ジム・キャリー 、ケイト・ウィンスレット


個人的にすごく好きな映画です。オススメ★★★★★です!!


涙がでるようなラブ・ストーリーではないけれど、

恋について考えさせてくれる映画です。

クレメンタイン(ケイト)の髪の色とサバサバした役がとっても好きです。

ジムキャリーの映画だけあってつっこみどころあるシーンも満載です。(笑)


はじめたドキドキしていた恋もいつかは・・・

忘れてしまっているけれど2人の思い出はステキなものだったはず

相手にムカッときても、今の気持ちで別れる前に

昔の思い出を思い返す必要がありますね



ガタカ


昔、知り合いに勧められて見よう見ようと思ってはや3年、

温めておいた「ガタカ」ついに見ました!!

ガ・タ・カ そのタイトルのインパクトさといったらない!


1997年/アメリカ/監督:アンドリュー・ニコル/出演:イーサン・ホーク 、ユマ・サーマン


遺伝子操作により管理された近未来

生まれたときから、自分の寿命の予測まで出来てしまう世界

宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため夢を叶えることは不可能と決まっていた。そんな主人公の前に、同じ夢を見るもう一人の男が現れる。

その男の遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む・・・


昔の映画だけど映像はとってもセンスを感じます。

SFというよりは、ヒューマンドラマです。

ユマ・サーマンのきりっとした姿がかっこいいです。


人間の劣等感への葛藤、孤独

夢を追い続けること、他者への貢献、いろんな感情がつまっている映画です。

うそをついているわけだけれど、うそをつかないとどうにも変えられない現実もある、

社会の仕組み事態が歪んでいるときだってあるのだから、

主人公はそれに1人で勇敢に立ち向かったわけです。

その精神、とても共感できます。


これは、時代に残る映画です。





ダンサーの純情

http://www.dancer-j.com/


試写で見ました。

シンプルなお話で前にもあったような話ですが、涙が出てきます。

アズシー/アズワイ=おじさん という言葉が耳に残ります。


韓流映画は食わず嫌いでしたが、いいですわ。

映画というよりはドラマっぽいですけど。


二人の演技とダンスは素敵です。

とてもきれいなダンスシーンでした。

主人公の2人のダンスをもっと見たかった。


BGMのカーディガンズも好きなので引き込まれます。


映画館だから余計感度が良くなっちゃうのだろうな。



イン・ハー・シューズ

http://www.foxjapan.com/movies/inhershoes/


老人ホームが退職後のご褒美のよう、まるで楽園。

あとこの言葉が心に残る映画です。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

あなたの心にこの心を重ねて

決して離すことなく

私が行くところあたなと共に

私ひとりですること

あなたのこと

いとしい人


運命など恐れない

あなたが私の運命だから

世界など欲しくない

あなたが私の美しい世界だから

誰も知らない底深い秘密

起源の中の起源

未来の中の未来

大空に育ちゆく人生という木

それは希望や恐れよりも高く育つ

空に星がきらめく神秘のように


あなたの心に

私のこの心を重ねて

Vフォー・ベンデッタ

http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/


レオンのような

オペラ座の怪人のような


でも今の時代はVフォー・ベンデッタが良く似合う。




こういうことがしたい


こういうことしたーい!!!!!!!



つーかしたいって提案したっす~。

ときすでに遅し。

やっぱやってたか。

ルームシェア

新生活、最低限度の準備は整いました。

3人共同生活のはじまりです。

ネットがなーい。ガーン。


助成金申請書カキカキ

今日は助成金の申請書カキカキ

ぎりぎりセーフで区役所に提出してきました。ふぅ。


色々質問された。やはり一筋縄ではいかんな。

「アートがどう街づくりに繋がるのですか?」

「どんな成果が?」

「これってアートですか?」

「企業の広告大きくないですか?企業の雑誌みたいですね」


去年の「ひととき」がどう街づくりに関与したのか?成果はあったのか?

カタチにしずらいこのアートによる街づくりへの貢献。

明らかな成果を説明しなければ敗退する。


なんかすごく嫌な応対だった。

責められている気がしてならない。

企業とコラボすることが悪いことなのか?

公共性は企業との連動を排除することではない。


去年のプレゼンのときもそうだった。まぁ去年はいろんな事情が込み入っていたし、構想段階でのプレゼンだったから地に足がついていなかった。


でも今年は事業自体は明確。

でも不安がつきまとう。

助成金をもらってどんな成果が生み出すことができるのか?


数字としてない分、プレゼンでイメージを共感してもらわないとな。

あと取材先の反響をまとめたり、今までの感想をまとめたりしないと。




夜は今日も色々社会人になってからのことを考えた。


■社会人になっての目標

・600人の社員の中で幹部に早くなる!!

・ヘイディズ!高齢者アートスクールを立ち上げる!(絵画、社交ダンス・・・)

・市民演劇施設を内包する 演劇は多くの人々の力でできあがる。つまり多くの人が集うコミュニティ。練習を繰り返し、発表する。今の10-BOXのような施設がコロナの中にできればなぁ。練習後は温泉?食事?


いろいろ調べていたらやっぱり俺に合った企業である。いろんな可能性を秘めている。



■読みたい本
会議の技法―チームワークがひらく発想の新次元 吉田 新一郎 (著) 中公新書
「学び」で組織は成長する 吉田 新一郎 (著) 光文社新書

読みたい本

「市民の政治学-討議デモクラシーとは何か-」篠原一著 岩波新書
「日本人の歴史意識―「世間」という視角から―」阿部謹也著 岩波新書
「逆システム学―市場と声明のしくみを解き明かす―」金子勝・児玉龍彦著 岩波新書
「知の編集術」松岡正剛 講談社現代新書
「当事者主権」中西正司・上野千鶴子 岩波新書
「情報デザイン入門/インターネット時代の表現術」渡辺保史 平凡社新書
「元気の出る経営学」米倉誠一郎 ちくま新書
「社会起業家/「よい社会」をつくる人たち」町田洋次 PHP新書
「公共事業は止まるか」五十嵐敬喜・小川明雄編著 岩波新書
「ダムと日本」天野礼子 岩波新書
「無責任の構造/モラルハザードへの知的戦略」岡本浩一 PHP新書
「会社人間、社会に生きる」福原義春 中公新書
「知的生産の技術」梅棹忠夫 岩波新書
「よみなおし戊辰戦争/幕末の東西対立」星亮一 ちくま新書
「演劇入門」平田オリザ 講談社現代新書
「芸術立国論」平田オリザ 集英社新書
「ワークショップ」中野民夫 岩波新書
「ファシリテーション革命」中野民夫 岩波アクティブ新書
「自分『プレゼン』術」藤原和博 ちくま新書
「『社会調査』のウソ/リサーチ・リテラシーのすすめ」谷岡一郎 文春新書
「まちづくりの実践」田村明 岩波新書
「社会的ジレンマ/「環境破壊」から「いじめ」まで」山岸俊男 PHP新書
「仕事が人をつくる」小関智弘 岩波新書
「SOHO新時代が始まった」花田啓一 岩波アクティブ新書
「インターネット的」糸井重里 PHP新書
「民族とは何か」関曠野 講談社現代新書
「<戦争責任>とは何か」木佐芳男 中公新書
「人間交際術 コミュニティ・デザインのための情報学入門」桂英史 平凡社新書
「メディア・リテラシー」菅谷明子 岩波新書
「未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告~」菅谷明子 岩波新書
「『世間』とは何か」阿部謹也 講談社現代新書
「<対話>のない社会」中島義道 PHP新書
「市民科学者として生きる」高木仁三郎 岩波新書
「ボランティア/もうひとつの情報社会」金子郁容 岩波新書
「会議の技法」吉田新一郎 中公新書
「YOSAKOIソーラン祭り/街づくりNPOの経営学」坪井善明・長谷川岳著 岩波アクティブ新書
「市民の日本語/NPOの可能性とコミュニケーション」加藤哲夫著 ひつじ書房
「誰にも知られず大経済オンチが治る」三輪芳朗 ちくま新書
「紛争の心理学」アーノルド・ミンデル 講談社現代新書
「在日韓国人の終焉」鄭大均 文春新書
「既得権の構造/「政・官・民」のスクラムは崩せるか」松原聡 PHP新書
「税金の常識・非常識」平野拓哉 ちくま新書
「発想する会社!」トム・ケリー&ジョナサン・リットマン早川書房
「近代の労働観」今村仁司 岩波新書
「儲かる古道具屋裏話」魚柄仁之助 文春文庫
「経済大転換―反デフレ・反バブルの政策学―」金子勝著 ちくま新書
「平和構築とは何か」山田満著 平凡社新書
「エコロジカルな経済学」倉阪秀史著 ちくま新書
「作ると考える/受容的理性に向けて」今村仁司著 講談社現代新書
「誰のための仕事」鷲田清一著 岩波書店
「貨幣とは何だろうか」今村仁司著 ちくま新書
「地域再生の経済学」神野直彦著 中公新書
「「希望の島」への改革」神野直彦著 NHKブックス
「セーフティネットの政治経済学」金子勝著 ちくま新書
「市民版 行政改革」五十嵐敬喜・小川明雄著 岩波新書
「メディア・コントロール/正義なき民主主義と国際社会」ノーム・チョムスキー著 集英社新書
「現場主義の知的生産法」関満博著 ちくま新書
「ビジネスチャンス発見の技術」大澤幸生著 岩波アクティブ新書
「ゆとり教育から個性浪費社会へ」岩木秀夫著 ちくま新書
「自己決定権は幻想である」小松美彦著 洋泉社新書
「<子育て法>革命」品田知美著 中公新書
「<私>の愛国心」香山リカ著 ちくま新書
「判断力はどうすれば身につくのか」横江公美著 PHP新書
「『伝統』とは何か」大塚英志著 ちくま新書
「教育と国家」高橋哲哉著 講談社現代新書
「経済再生は『現場』から始まる」山口義行著 中公新書
「生き方人類学/実践とは何か」田辺繁治著 講談社現代新書
「環境再生と日本経済/市民・企業・自治体の挑戦」三橋規宏著 岩波新書
「阪神淡路大震災10年/新しい市民社会のために」柳田邦男著 岩波新書
「刑法三九条は削除せよ!是か非か」呉智英・佐藤幹夫共編著 洋泉社新書

SELVAアルバイト

今日でSELVAアルバイトが最後になりました。

つまりSELVAともお別れです。(いったん)


SELVAの皆様は、とってもステキな人たちばかりです。

職場の雰囲気がとても和やか。働く場所としては自分にとって理想的な場所だなっーって思います。

だからバイトも楽しい!!バイトをするともっとSELVAのことを知れて、もっと好きになる。

だからART STANDARD.の活動も頑張ろうってなっていた。


「1年間本当にありがとうございました。後輩たちを宜しくお願いします。」

そう言って、事務所にいた皆さんと強制的に握手してきました。写真も撮っちゃいました。


大庭さん、吉田さん素敵なネクタイありがとうございます。

実は2本しかもっていなかったので困ってました!やった!

社会人の仲間入りです!!

辛くなったときはSELVAの皆さんの顔を思いだそーっと。

るんるん写真ありがとー

社会起業家塾

社会起業家塾が仙台に発足しました。

塾長はせんだい・みやぎNPOセンターの代表理事である加藤哲夫さんです。

第2回の今回は21日・22日連続でした。ファシリテーター役を加藤さんにしていただき、NPOや社会起業家について勉強しました。参加者は11名。デュナミスの代表の渡辺一馬さんや青少年交流振興協会の伊藤さんなども参加です。


21日】レポート&感想

■この塾の発足背景 

省略します。

■名札作り

みんなの名前がわかるようにA4用紙を折って三角型の卓上名札を作りました。所属・名前を書き大きくマジックで書く。加藤さんはひとつひとつの動作に「考え」「ツール」「スキル」があります。いつもマジックとホワイトボードにくっつく強力磁石を持っています。


自分の七つ道具を決めておこうと思いました。何をするにも道具が必要です。武装なしで戦いを挑むことはできませんし、成果もあがりません。最近読んだ本で『考具』という本がありました。アイディアはパッ!と生まれるのを待つのではなく、生まれるように自分の中に考えるための道具「考具」を持つことが必要といった内容。自分のひとつひとつの動作、毎日の生活に七つ道具・考具を備えようと思います。今の自分の七つ道具のひとつは三色ペンとメモ帳、ほぼ日手帳、カバンに3冊本を持っていくぐらいかなぁ。


■人間の繋がりについて

灯台下暗し 近くで頑張っている人間の評判は、他の土地に行って評判を知る。

比喩 土で山を作って上から流す。ひとつの溝ができると同じ溝を水は流れていく。

この比喩のようにチラシを同じ場所に巻くと同じ人にしか行き渡らない。

リーダーも同じだと同じ人としか繋がらない。


比喩を使うととっても説得力がある。それはイメージができるからでしょうね。1アプローチでは1つの溝しか作れませんので、他の溝を作るにはもうひとつのアプローチが必要なのですね。


■名前を読んでもらう仕組み

名前を決めるとき字面や画数だけじゃなく音も重要。カズマのようにクチが開く音だとみんなから名前で呼ばれやすい。テツオ クチをつぼむ音が最後なので名前で呼ばれない。


言葉の魔力は恐ろしい。なにげないところに法則は隠れているのですね。


■『社会的な問題に感度が高い人を増やす』ために

社会問題を考えよう!そんな話をするとまわりから浮いているようにみられがち、浮かずに場作りする技術を学ぶことも大切。


加藤さんのファシリテーションは幅広い素養あってこそだなと思った。どんな質問に対しても知識と経験談で話を繋ぐ。そして最終的にはこの場で議論していたところとリンクしていく。


■実効性のある研修プログラム

研修する→コメント・アンケートを書く→フィードバックする


セミナー等に参加したとき感覚的にわかったで終わってしまい伝承できないことが多い。一度聞いた公演は自分でそのテーマについて講演がひらけるぐらい熟知しないといけないと思った。

インプット→コミュニケーション→自分なりにアウトプット。実践していこう。


■ws『自分の理想の社会起業家』はだれ?

●(株)プレスオールターナティブ 片岡勝

● NPO法人エティック ETIC. 宮城治男

http://www.etic.or.jp/etic/index_saiyo.html

● harappa 三浦さん

http://www.harappa-h.org/

● 河野和義さん 全国太鼓フェスティバル

http://www.3riku.jp/taiko/

● 佐藤章二 THE BIG ISSUE  ビックイシュー

http://www.bigissuejapan.com

● アニタ・ロディックとゴードン.ロディック 「ボディ・ショップ」の創業者 THE BIG ISSUEの創始者

http://www.bigissuejapan.com  に詳しくのっている。

● アンドリューモーソン 社会起業家第1人者 コミュニティー・アクション・ネットワーク(CAN)

● 松場登美 郡言堂 http://www.gungendo.co.jp/index.html

などなど


思いつかなかった。まず自分の目指すソーシャルアントレプレナーを見つけることをしようと思った。それは1人じゃないかもしれない、多くのソーシャルアントレプレナー、ソーシャルエンタプライズを分析して、自分の目指すエッセンスを抽出したいと思う。後々には自分の会社にソーシャルエンタプライズにしたい。


■『なぜホームレスの人がいるのか?』

主な原因は失業である。「仕事がある=社会に必要とされている」という意識が多くの人々にあるため、仕事を失うことで人生の階段をひとつ踏み外した感じを受ける。そして経済的に苦しくなり、サラ金に手をだし、人間関係は切れ、アルコール依存症、ギャンブル依存症に陥り、やがて住居を失い、病気になり、完全に世間から切り離される。女性の場合はDVが原因でホームレスになる人も1割ほどいる。

このように日本は社会から「落とす仕組み」はたくさんあるが、「上がる仕組み」がない。

社会に対するデモ行為、自分はそう浮かんだ。そういう人もごく一部にはいるとのことだったが、問題を抽出するときに少数派に囚われては問題解決にはならない。


■日本は法治国家ではなく、放置国家

憲法25条で「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書かれている。憲法は、政府・公務員が守るべき最高法規である。市民が守るものと勘違いしている。

市民は税金を払い、憲法という約束の下、権力を政府・公務員に委ねているのに、憲法25条を知らない公務員が多くいる。


日本国憲法解説付きHP
http://www.kyoto-su.ac.jp/~kazyoshi/constitution/index.html

第二十五条【生存権、国の生存権保障義務】
1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
憲法25条の定める「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を「生存権」という。

資本主義が発展すると、国民の間で貧富の差が拡大し、無産者の生活は苦しくなる。この様な状況下でも、すべての国民に人間らしい生活は保障されるべきであり、国家は積極的に役割を果たすべきであるという思想(「修正資本主義」あるいは「福祉国家観」)が20世紀に入って生まれ(従って生存権を「20世紀的権利」と呼ぶこともある)、日本国憲法でも取り入れられた。

僕らは法で規制されているが、日常の中でそう思ったことはほとんどなかった。他人事であった。法律・政治に関して勉強が必要だと思った。社会問題を考える上で法律・政治を無視することはできないので。


■市民社会の高まりを生んだ2つの出来事

●薬害エイズ訴訟 エイズ予防法、ライ予防法

安全が確認されていたにも関わらず、30年感染者を拘束。 政府が過ちを認めた。

NPO法 市民が呼びかけて作った。行政のために開いた説明会にはほぼすべての都道府県の担当者が来た。


NPO法がどれだけの市民の力が注がれてできなことなんて知らない。でも実際は熱き市民が訴えかけて勝ち取った法律なのである。今の法律がずっと正しいんじゃない。今の法律が今の時代の正義とも限らない。抜け落ちているところはいっぱいある。次代は変化し、進歩する。その流れに法律もついてこなければ不具合が起こるし、抜け落ちている穴を訴えるのは市民しかいないのだから僕らはもっと目を向けなければならないと思った。


■社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)

アメリカではシビックアントレプレナーと呼ぶ。(市民起業家)

社会起業家の起源は、ソーシャルアントレプレナーといいイギリスから始まった。80年代初頭イギリスの首相だったサッチャーは、前政権の労働党政権下では国有化を進めていた流れを民営化に変えた。(今の小泉首相のように。)

同時にVC(ボランタリーセクター)にも力を入れ、コミュニティービジネスを支援した。90年頃ブレア首相のとき、シンクタンクであるデモスがソーシャルアントレプレナーを研究。ブレア首相はソーシャルアントレプレナーを支援した。

詳細は『社会起業家「よい社会」をつくる人たち』PHP新書 を参考に。


ソーシャルエンタプライズも生まれている。

例えば、ホームレス支援雑誌「ザ・ビックイシュー」など。

CSRのブームもそのひとつ


社会起業家の定義

「社会的課題の解決にむけて、アイデアや情熱、事業的視点を持って人々を巻き込んでいく人」


ソーシャルアントレプレナーに必要なもの→ メンターがいること・本をたくさん読むこと


歴史を知ることは必要。まだまだ概要なので『社会起業家「よい社会」をつくる人たち』PHP新書を読んで見ます。


■感想カード

今日一日の塾での感想文を書き、その場は終わった。交流会でここで書いた感想カードはみんなでシェアした。


■交流会

せんだい・みやぎNPOセンターで交流会が行われた。夕食を食べながらの他己紹介。2人ペアになり5分間でその人のことを話す。今回のお題は「大学時代に変わったこと」それをお互い聞き出して2分間みんなの前で他人になりきって紹介した。


その後、ひとつの新聞記事をみんなで議論した。「少年被告の殺人事件、成人よりも刑重くと答えた人が25%いる」という記事。この場でも意見は分かれた。

加藤さんはこの記事に対して若者は怒らなければならないと言っていた。はじめは何で?と思った。加藤さんによると未成年は選挙権やたばこ・お酒など、いろんな権利を剥奪されている。それはまだ人間として未成熟な部分があるから。そんな社会が守らなければならない未成熟な人間に対して成人よりも刑を重くするなんて論理的に考えておかしいという指摘だった。

またこのアンケートの結果は少年犯罪が増えていることへの世間の危惧であるが、実際少年犯罪は昔よりも凶悪化もしていなければ、件数も増えていない。着実に減っている。マスメディアによるデフォルメした報道に誤解をしているだけなのだ。こういった世間の常識と事実には大きな誤差が生じる。この誤差をなくし、真実を見る眼を養うことこそ必要なのである。何かしら社会に対して活動している者が、誤解しての行動は何もしないよりも自体を悪化させかねない。


このひとつの新聞記事に対してそこまで感度の鋭い加藤さんに脱帽してしまった。すっすごい。その後もいろんな話が飛び出し、夜が更けていきました。こういった硬い、まじめな社会の話をしながらお酒の飲むことって楽しい!これからもこういうことを話せる仲間を増やして生きたいなーと思った。常日頃、社会を洞察する眼を本や様々な人と話をして養っていきたいと思います。最近読んだ光文社新書の竹内薫氏の『99.9%は仮説』もそういった一般常識と現実のギャップを書いた本でした。